産むを使用した俳句

産むに関連した俳句の例をまとめました。

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産むを含む俳句例

秋風の石が子を産む話/尾崎放哉

鶏鳴の卵産むこゑ春近し/幸まつ子

踊る泡山椒の産む声す/加藤知世子

山ざくらまた寂寥の肉を産む/高岡修

産む牛の力充ちくる冬銀河/古村邦子

五月孕女神の子を産む凍筵/関森勝夫

秋晴に倦み一片の雲を産む/鷹羽狩行

初潮や人は人産む月あかり/中西夕紀

楢山や谿に人居て焚火産む/北野民夫

産むならむ湖暗がりの虹鱒は/中拓夫

石を産む女人の裾や赤蜻蛉/夏石番矢

寒卵産む鶏孤つ飼はれけり/西島麦南

黴どきの無精が無精産む寝床/高澤良一

アフリカが犀産む昼よ梨の花/坪内稔典

人形産む朝顔夕顔あるところ/阿部完市

卵産む海亀に日ののぼり来し/山崎一角

夕月を土木の母は産むだろう/安井浩司

妻産むか夜陰遥かに落下の滝/川崎三郎

山の蛾が来て卵産む句帖かな/萩原麦草

恋の鷺満ちては青き雫産む/長谷川秋子

俳句例:21句目~

扇風を産むに起しゝ大疑かな/尾崎迷堂

視力図に蛾は卵産む爆音下/田川飛旅子

眼を開けて寒卵産む立派なり/阿部完市

馬産む日しづかに雪嶺明けきたる/鴎昇

いそがしい中に子を産む師走哉/正岡子規

橋渡る陽炎の子を産むために/佐藤きみこ

産む日待つ水餅しんと眠らせて/中尾杏子

産む牛に草の蚊遣火どつと焚き/山本淳子

月濡れて青鷺青きものを産む/長谷川秋子

刈るときに産む腹もあり早苗取/横井也有

花の闇揺らして誰の子を産むか/岡田恵子

冬の雁子を産む齢すぎにけり/大木あまり

満月や子を産む泪まんまるに/中戸川朝人

産むというおそろしきこと青山河/寺井谷子

産むといふ遊びをしたき晩夏かな/櫂未知子

産むゆめも死ぬゆめも見つ寒椿/正木ゆう子

泳ぐかなやさしき子供産むために/攝津幸彦

汗の牛産むにいたらぬ余力出す/平井さち子

枯木星男の子産む気のつはりかな/大木あまり

犬が仔を産む朝顔が伸びて痩せて/千代田葛彦

俳句例:41句目~

アネモネを産むアネモネの地獄晴れ/増田まさみ

後家が子を産む位い何ぞと妹泣いて母に抗う/橋本夢道

鏡のなかも梅雨の大雨浴室にいまだ産むべく身体ともれり/米川千嘉子

産むならば世界を産めよものの芽の湧き立つ森のさみどりのなか/阿木津英

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