正忌を使用した俳句

正忌に関連した俳句の例をまとめました。

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正忌を含む俳句例

御正忌の飯炊き爺の長煙管/志奈子

御正忌の蝋涙走らせし袴/赤松けい子

御正忌の重箱重し下向径/橋本当志子

御正忌や実椿割れて湖の浦/岡井省二

御正忌に満ちて百僧の正信偈/桂樟蹊子

御正忌の君や善男我や善男/遠入たつみ

御正忌の百の火鉢の炭をつぐ/瀬川美代

御正忌の聴聞の灯を明うせよ/能美丹詠

お正忌の柱のかげにありがたや/桜井千坊

御正忌に後生一途の雪を踏み/宗像仏手柑

御正忌に逢うやともども小豆粥/石川延子

御正忌の蝋涙とめどなかりけり/山本都風

御正忌やエプロン外し聞法す/中村ミツ子

御正忌の座よりあふれて箸つかふ/米村禾風

御正忌や祖師の御苦労雪霏々たり/石田雨圃子