茶碗酒を使用した俳句

茶碗酒に関連した俳句の例をまとめました。

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茶碗酒を含む俳句例

人日の分校教師茶わん酒/佐藤古城

鶏頭にたばしる雨の茶碗酒/斎藤玄

開帳のお薬師さまに茶碗酒/曽根/満

駕舁や紅葉は焚かす茶碗酒/正岡子規

佗しさの芙蓉は酔へり茶碗酒/尾崎紅葉

焼葱をかじりて杣の茶碗酒/土屋かたし

立ちて酌む仕事始の茶碗酒/近沢多津郎

茶碗酒波打つ鳥追太鼓かな/鈴木吾亦紅

わひしさの芙蓉は酔へり茶碗酒/尾崎紅葉

伽羅蕗に箸はづませて茶わん酒/加藤武夫

悴みし身ぬちつらぬく茶碗酒/小島千架子

茶碗酒どてらの膝にこぼれけり/巌谷小波

茶碗酒といふものうまし小夜千鳥/尾崎紅葉

茶碗酒妻も飲み干し藺を植うる/槙野幽泉子

竹植や盆にのせたる茶碗酒/野坡「野坡吟艸」

夕月やうにかせがせて茶碗酒/一茶/文化十三年丙子