駅弁に関連した俳句の例をまとめました。
駅弁を含む俳句例
姿鮨駅弁に鮎姿なさず/石川桂郎
房州やはや駅弁に花菜漬/福島胖
駅弁の蓋の飯粒鳥曇り/門前正徳
釜めしの駅弁うまし旅始/伊東白楊
駅弁の帆立匂はせ五能線/高澤良一
駅弁の箱うつくしき春隣/小林松風
駅弁も松茸飯の京都かな/西堀貞子
駅弁の黒きこんにやく雁渡し/桂信子
駅弁にはららご飯の加はりぬ/伊藤玉枝
駅弁のなぜたのしきや雪崩止/石川桂郎
駅弁の雪に濡れしを買ひ来り/高濱年尾
駅弁を食ひたくなりぬ秋の暮/高浜年尾
駅弁売り春富士の前往復す/大西八洲雄
夏は闌けたり駅弁のからき昆布/中西夕紀
駅弁のつめたし母と雁見て居て/阿部完市
四角い駅弁白鷺はその端に立つ/磯貝碧蹄館
牛日や駅弁を買いディスク買い/木村美智子
