終着駅を使用した俳句

終着駅に関連した俳句の例をまとめました。

スポンサーリンク

終着駅を含む俳句例

夕焼や終着駅は北の果/渥美静江

鰯雲終着駅は起点なる/西村和子

終着の駅閑散と寒の入/谷村喜美子

銀河鉄道終着駅の竈馬/高野ムツオ

馬の子が終着駅を明るくす/大牧広

そぞろ寒終着駅の掛時計/結城日出子

棗降る終着駅を逢瀬めき/平田よしこ

秋晴や終着駅で買ふキツプ/宇咲冬男

終着駅まで氷紋を解かぬ窓/山田弘子

終着駅雪上車の人鉄臭き/新谷ひろし

みんみんの今日から盆の終着駅/原田喬

秋の灯の増えきて終着駅近し/古田未象

終着駅みれば寒雁田に散つて/高見道代

終着駅雪嶺触るるばかりなり/茂里正治

ケーブルカー終着駅に霧はげし/西村和子

枯野電車の終着駅より歩き出す/細見綾子

終着駅に酔客となり夏惜しむ/能村登四郎

終着駅の先かなかなのバス一本/近藤一鴻

スペインの終着駅の晩夏かな/角川春樹「海鼠の日」