露の日を使用した俳句

露の日に関連した俳句の例をまとめました。

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露の日を含む俳句例

巨杉の露の日筋を十方に/高野素十

露の日に銀杏大樹の炸裂す/桜井博道

露の日の畑火幽かな収穫期/飯田蛇笏

露の日は顔の輪郭思はるる/高澤良一

大露の日の落ちてゆく信濃口/飯田龍太

露の日に乾して大なる潜水服/右城暮石

露の日に提げてながし屠り鶏/飯田蛇笏

露の日の全円ひと日全うす/大岳水一路

露の日の肩あたためぬ立話/八木林之介

露の日を拝みゐる手の襷かな/森川暁水

杉千本大露の日を透き入れて/柴田白葉女

瑞牆の崎嶇たるあかね露の日に/飯田蛇笏

蔬菜籠新らのおもたし露の日に/飯田蛇笏

露の日がかゞやく事故車高き車輪/右城暮石

露の日にみがきあげたる杉丸太/柴田白葉女

露の日に真砂女を訪ひぬ夏格子/柴田白葉女

露の日の差しつつ大きひろがりを/岡井省二

露の日の月のごとくにのぼるあり/西本一都

露の日に露の身をおき今日を生く/柴田白葉女