季語/漱石忌(そうせきき)を使った俳句

「漱石忌」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「漱石忌」について

【表記】漱石忌

【読み方】そうせきき

【ローマ字読み】sosekiki

子季語・関連季語・傍題・類語など

季節による分類

・「そ」で始まる冬の季語

・「冬の行事」を表す季語

・「仲冬」に分類される季語

月ごとの分類

12月の季語

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漱石忌を含む俳句例

天金の復刻開く漱石忌/奥村八一

英文で交す消息漱石忌/春名青卯

漱石忌英文学の衰へし/田村山火

漱石忌明暗しるく河原石/火村卓造

いつの間に夫は大声漱石忌/小池都

悪相のの美味なる漱石忌/菅原鬨也

捨猫のこびゐる眼漱石忌/先野信子

炊事場に笑ひ湧きをり漱石忌/林徹

漱石忌全集既に古びそむ/日野草城

日曜の朝の琴きく漱石忌/新井英子

漱石忌雲碧落に遊びをり/村山古郷

赤門に日輪ひくし漱石忌/和田祥子

時雨よし冬霞よし漱石忌/尾崎迷堂

誰が供ふ文庫乾きて漱石忌/坂井建

漱石忌歌仙の中の恋不倫/阿片瓢郎

妻の嘘夫の嘘や漱石忌/阿波野青畝

甘党の中にまじりて漱石忌/上村占

倫敦に蓑虫住むや漱石忌/橋本風車

干の歯の美しや漱石忌/秋元不死男

漱石忌生くるに難き世の掟/上村占

俳句例:21句目~

若者にはやる口髭漱石忌/相馬蓬村

共学を知らぬ青春漱石忌/荒井書子

三代の蔵書となりぬ漱石忌/山県輝天

漱石忌忘れてぞ経し師走月/阿部次郎

漱石忌悲喜の振幅狭まりぬ/比嘉樹美

漱石忌戻れば屋根の暗さ哉/内田百間

漱石忌枯野おほかた日が当り/森澄雄

漱石忌二十日鼠が垣に消え/友岡子郷

漱石忌英語教師とクラス会/江原博子

漱石忌近づく峠茶屋を訪ふ/河津春兆

焼鳥の歯の美しや漱石忌/秋元不死男

猫に顔見られゐるなり漱石忌/林淳美

硝子戸の中の句会や漱石忌/瀧井孝作

空港に肥後赤酒や漱石忌/星野麥丘人

胡散臭く猫通り過ぐ漱石忌/河野南畦

保津川に棹さす舟や漱石忌/池尻足穂

猫飼ひて成程合点漱石忌/高田風人子

僧堂の門閉ざしあり漱石忌/藤崎/実

菊判の重きを愛し漱石忌/西嶋あさ子

全集の一巻手ずれ漱石忌/岩鼻十三女

俳句例:41句目~

試着室を男出てくる漱石忌/大森照子

道草をせずに帰り来漱石忌/高橋達子

古書整理荒括りして漱石忌/守谷順子

吾が余生情に流され漱石忌/谷口和子

飛行機の中で肉食ふ漱石忌/遠山陽子

団子屋に写真飾られ漱石忌/國田/幸

髯を剃る鏡曇れり漱石忌/栗田やすし

大学に仔猫棲みつき漱石忌/今野桂子

崖下の家に灯が点く漱石忌/川崎展宏

引用に終始の書評漱石忌/片山由美子

悪妻を持たぬ悲しさ漱石忌/磯崎啓三

新聞に雨の匂ひや漱石忌/片山由美子

板塀の日向くさしや漱石忌/宮坂静生

漱石忌かまくら山の夕灯/柴田白葉女

全集といふ読まぬもの漱石忌/橋本風車

うす紅の和菓子の紙や漱石忌/有馬朗人

この頃はそれからが好き漱石忌/杉本零

若き日の母の思ひ出漱石忌/大峯あきら

蒐めたるランプを磨き漱石忌/岡田貞峰

雪掻きではじまる分校漱石忌/坂内佳禰

俳句例:61句目~

漱石忌猫に食はしてのち夕餉/平井照敏

硝子戸の景つつがなく漱石忌/村上光子

漱石忌八日の次の日なりけり/川崎展宏

父在りしまゝの書棚や漱石忌/佐藤信子

読み書きの書斎に寝起漱石忌/鈴木路世

山会のなほつゞきをり漱石忌/稲畑汀子

二人して猫が苦手や漱石忌/池亀恵美子

白椅子に胃の検査待つ漱石忌/伍賀稚子

漱石忌地に咲く星の花八ツ手/小杉余子

筆とりて下ださぬ暇や漱石忌/尾崎迷堂

筆順をどうのかうのと漱石忌/三島敏恵

舶来てふ言葉のありき漱石忌/池濱フサ

図書室の深きに日ざし漱石忌/納谷浩一

漱石忌背皮傷みし書を愛す/大峯あきら

書斎出ぬ主に客や漱石忌/長谷川かな女

本郷で人を待つなり漱石忌/大峯あきら

漱石忌横文字つひに身につかず/村上光子

珈琲にきんつばが合ふ漱石忌/本山卓日子

ぬかるみをよけて猫来る漱石忌/石山耶舟

書架に古る子規全集や漱石忌/大橋越央子

俳句例:81句目~

漱石忌枯木へだてて彼我病めり/石田波郷

漱石忌外套を脱がず露地の家に/加藤楸邨

妻の愚痴聞き流しゐる漱石忌/栗田やすし

漱石忌温泉の香の満つる宿に来ぬ/上村占

倫敦に時差のねぢ巻く漱石忌/阿波谷和子

はらからの教師ばかりや漱石忌/高橋悦男

切りし胃の行方は知らず漱石忌/宮脇白夜

切り抜きのたちまち古ぶ漱石忌/宮坂静生

あだ名なき教師の増えて漱石忌/下山宏子

妻なりし日日の照り降り漱石忌/猪股洋子

漱石忌障子の日ざしまた得たり/立花豊子

漱石忌父の蔵書はちりぢりに/水鳥ますみ

つくばひは今ものこりて漱石忌/池邊美保子

のたのたと横町の「くろ」漱石忌/高木慶子

よく売れる坊ちやん団子漱石忌/宮本多起子

テームズに手袋浮いて漱石忌/マブソン青眼

ファクシミリ遅々と送れり漱石忌/高澤良一

四時頃に書架にさす日や漱石忌/大峯あきら

早稲田の夜急にしぐれぬ漱石忌/松根東洋城

揚げたてのコロッケを喰ふ漱石忌/平野無石

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