峠口を使用した俳句

峠口に関連した俳句の例をまとめました。

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峠口を含む俳句例

三椏に生割く峠口/綾部仁喜

旅人に稲負鳥峠口/八木林之介

薬掘る天目山の峠口/高木良多

白靴や手鏡を出す峠口/増子/京

色鳥や塩の店ある峠口/皆川盤水

よく晴れて峠口より頬被/中井満子

一村のしぐれはじまる峠口/石寒太

斑猫のとぶ夜叉神の峠口/荒川優子

松毟鳥山路ここより峠口/後藤春翠

桔梗やまた雨かへす峠口/飯田蛇笏

盆近き老婆いちづに峠口/宮坂静生

竜胆や風のあつまる峠口/木内彰志

露草の千の目ひらく峠口/若井新一

馬の瞳も零下に碧む峠口/飯田龍太

峠口うめさきつゞく道曲る/滝井孝作

松は目をみひらく寒の峠口/大井雅人

花了る木曽のひまはり峠口/黒田杏子

梅雨晴や小村ありける峠口/水原秋桜子

葭簀茶屋かたまるところ峠口/荒川あつし