破風を使用した俳句

破風に関連した俳句の例をまとめました。

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破風を含む俳句例

大寺の破風見ゆる夏木立/正岡子規

嶋の雪辨天堂の破風赤し/正岡子規

破風赤く風緑なり寛永寺/正岡子規

蓮枯て辨天堂の破風赤し/正岡子規

鰯雲一鱗破風の懸となる/田中朗々

かげろふや破風の瓦の如意宝珠/許六

唐破風の入日や薄き夕涼み/松尾芭蕉

唐破風の高殿に照る新樹光/須賀遊子

破風口に日影や弱る夕涼み/松尾芭蕉

唐破風をつゝと花屑奔りけり/高澤良一

夕立や屋根葺すくむ破風の陰/正岡子規

迢空忌破風に月夜の大蛾憑く/飯田龍太

雷神の深紅の破風や梅花御供/奥田可児

涼しさや松の葉越しの破風造/サガ-野明

さゞき鳴く破風老梅の咲き満てる/飯田蛇笏

白南風待つ千鳥破風なる天守閣/詫摩まつ子

破風穴は夜なかの蚊帳に近づき来/廣江八重櫻

山寺や破風口からも霧の立/一茶/文政六年癸未