祭髪を使用した俳句

祭髪に関連した俳句の例をまとめました。

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祭髪を含む俳句例

走り牡蠣鬻ぐ女の祭髪/曲荳

愁あり鬢髱つめし祭髪/しづの女

祭髪大一番に結はせけり/松藤夏山

祭髪結うてひねもす厨事/転馬嘉子

平常着に出来上りたる祭髪/松藤夏山

浅草やをとこも刈つて祭髪/鈴木榮子

白髪のまま結ひ上げし祭髪/松尾久子

祭髪してゐる貴船女かな/長谷川素逝

自転車を漕ぐ浅草の祭髪/長谷川公二

へそ踊り一夜にほつる祭髪/押田裕見子

指しやぶりゐて放心の祭髪/山崎千枝子

祭髪たかだか結ひて女系継ぐ/伊藤京子

祭髪父にも見せてねだりごと/田辺虹城

祭髪結うて店番つまらなく/岩村みちこ

祭髪酒落のめしたり難波つ娘/西村和子

路地に生れ路地に育ちし祭髪/菖蒲あや

あらためて結ひしことなし祭髪/新津静香

添へ髪のおもたき髷や祭髪/竹下しづの女

祭髪結ひべらんめえ口調かな/稲畑廣太郎