野生馬を使用した俳句

野生馬に関連した俳句の例をまとめました。

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野生馬を含む俳句例

野生馬の黒光りして夏岬/寺田順子

灘に尽く野生馬の岬冬夕焼/大橋敦子

野生馬に水呑む序列葛の花/早川利浩

野生馬に秋も岬の薊濃し/神尾久美子

野生馬の先馬は夏峰に近し/藤後左右

野生馬の肌あらあらと草青む/一民江

野生馬の遠目夏野を傾かす/田沢公登

野生馬に山陰を恋ふ妻子あり/藤後左右

野生馬ねぐらいづこや寒夕焼/鈴木詮子

野生馬の啼かぬ一列夏山越ゆ/藤後左右

野生馬の天や龍胆よりも澄む/神尾季羊

野生馬の背の灼くるまま岬山/寺田順子

野生馬の馬身艶なく冬ざるる/大橋敦子

野生馬を見ての泊りの春の月/小坂蛍泉

野生馬に朝りんりんと露の谿/加倉井秋を

野生馬の病めば真葛を刈り与ふ/瓜生和子

野生馬の跳ねてみさきは火の祭/梶原宇良

野生馬や夏野の父や苦悩ありや/藤後左右

野生馬の夫婦なりと言ふ夏山ゆく/藤後左右