濁るを使用した俳句

俳句例:101句目~

胡麻の殻吹かれて濁る生家なり/川田由美子

月白や大阿蘇吹きて空濁る/有明むつごろう

杜青葉ランプの火屋のうす濁る/永瀬千枝子

鳥帰るまへのひとときささ濁る/三輪実智子

花柊ささ濁る風ウェディングベル/尾田明子

濁る瀬はサビタ映さず空知川/水原秋櫻子「晩華」

無花果の空はるばると濁るはて沼に灯映す街もあるべし/相良宏