鈍色を使用した俳句

鈍色に関連した俳句の例をまとめました。

スポンサーリンク

鈍色を含む俳句例

鈍色の命婦の袴春寒し/正岡子規

にび色の浦より低く末枯るる/文子

鷹渡る彼方や鵜川鈍色に/松井利彦

親不知沖鈍色に海猫帰る/戸塚あらた

鈍色の淡海のうみや秋の暮/石塚友二

鈍色の地球に沿つて蚯蚓這ふ/辻村麻乃

カーテンに鈍色寒き塑像かな/石島雉子郎

蒲の穂の鈍色人に知られぬ過去/青木千秋

雪片となるまではただ鈍色に/猪俣千代子

多喜二忌や鈍色の浪くづれたる/大竹多可志