抽斗を使用した俳句

抽斗に関連した俳句の例をまとめました。

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抽斗を含む俳句例

抽斗の和同開珎二日灸/長谷川双

家伝妙薬三伏の小抽斗/中村契子

抽斗の古き匂ひや胼薬/小杉余子

漢方の百の抽斗十三夜/有馬朗人

抽斗の一つ口あく寒夜にて/林翔

抽斗を引く度転ぶ瓢の笛/二神節子

抽斗に花種ねむる寒日和/本宮哲郎

抽斗の梅雨の暗がり肥後守/判治泰

冴ゆる夜の抽斗に鳴る銀の鈴/爽青

抽斗の奥に臍の緒魂祭/村田緑星子

十三夜抽斗引けば真葛原/斎藤愼爾

蔵開せんや閑居の小抽斗/尾崎紅葉

萩月や箱階段の小抽斗/杉戸由紀子

父の扇要はづれて抽斗に/田中英子

戦争の旗や男の抽斗に/八木三日女

抽斗に樹林の暮色冬の雷/中島斌雄

春窮の抽斗何となく開けて/三上冬華

灯がこぼれたる抽斗の棗の実/中田剛

薬売り小抽斗より紙風船/柚沢百合子

凩や抽斗に物の香の籠める/内田百間

俳句例:21句目~

四月尽く抽斗深く真珠秘め/菖蒲あや

小抽斗より玉虫と実母散/岡本まち子

忙しき抽斗ひとつ日脚伸ぶ/鈴木鷹夫

抽斗につかはぬ音叉春の虹/菅原鬨也

抽斗に下着が填まり原爆忌/白井久雄

抽斗に媚薬と星を閉じこめる/三谷昭

抽斗に朱肉をさぐる事務始/岡田貞峰

抽斗に秋の雨音しまひけり/小嶋治子

抽斗に秘密がありて春隣/佐藤美恵子

抽斗に翅をもつ種冬ごもり/鷹羽狩行

抽斗に肚立ててゐる年用意/辻田克巳

抽斗に臭気満ちたり日雷/宇多喜代子

風邪の子や団栗胡桃抽斗に/中村汀女

抽斗に螢しまいし夜の火事/斎藤愼爾

抽斗のみな軽く開き物種屋/小沢初江

紙芝居抽斗に冬日蔵ひこむ/鈴木貞雄

春眠や抽斗一つ櫛ばかり/波多野爽波

くれないの紐あり姉の小抽斗/大西健司

何秘めし子の抽斗や春の雷/岡野美代子

抽斗に名刺が溜り地虫出づ/加倉井秋を

俳句例:41句目~

抽斗に古りゆく小紋春の雪/岡本差知子

抽斗の朝日にあつし事務始/佐野青陽人

抽斗に仕舞ふがごとく春惜む/後藤立夫

抽斗の重きを寒の入りとせり/森賀まり

抽斗のどこかがつかへ雨の盆/水野宗子

抽斗に秘密の指輪かの子の忌/清水美千

徒然に梅雨の抽斗開けてみぬ/高澤良一

店ぢゆうが抽斗ばかり種物屋/疋田英子

空蝉をおしろい匂ふ抽斗に/波多野爽波

抽斗に花種ある夜の微熱かな/齊藤慎爾

繕ひし足袋抽斗に母逝けり/石垣/弘子

幼子に抽斗一つ貸して梅雨/市村究一郎

抽斗に夕顔の種こぼれゐる/加倉井秋を

長火鉢抽斗かたく春の雪/久保田万太郎

青くるみ亡父の時計が抽斗に/寺田京子

春愁や開け閉めに鳴る小抽斗/重松里人

いつぱいに開かぬ抽斗木の葉髪/宮坂静生

抽斗に埓なきものを溜め二月/片山由美子

抽斗の国旗しづかにはためける/神生彩史

抽斗にどんぐり転る机はこぶ/田川飛旅子

俳句例:61句目~

抽斗のものより変へて春支度/増成淡紅子

抽斗の一つをはづし来て夜なべ/鳥羽克巳

豆腐屋の荷に抽斗がありて春/加倉井秋を

秋の日が終る抽斗をしめるように/有馬朗人

抽斗の中の月山山系へ行きて帰らず/西川徹郎

山が紅葉しそめたそうな月末の机の抽斗/橋本夢道

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