黛(まゆずみ)を使用した俳句

黛(まゆずみ)に関連した俳句の例をまとめました。

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黛(まゆずみ)を含む俳句例

雲催ひ黛色に鶲の背/大熊輝一

黛の少年なりし若菜摘/筑紫磐井

ほがらかに黛そびゆ白重/高田蝶衣

悋気せむ青黛の蛇をとめ/筑紫磐井

春行くや額にけぶる青黛/筑紫磐井

都鳥ちよぼと黛刷いたりな/本井英

春はやも山の黛濃き日かな/石井露月

男の雛の黛暈をもちたまふ/後藤夜半

鮎鷹に黛ひくゝ多摩の山/上林白草居

黛を濃うせよ草は芳しき/松根東洋城

黛や綿虫のもう追ひきれず/宮坂静生

黛を濃うせよ草は芳しき/松根東洋城

粉黛のかほおぼめきて玉の春/飯田蛇笏