水薬を使用した俳句

水薬に関連した俳句の例をまとめました。

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水薬を含む俳句例

口をしや春の筍水薬/正岡子規

水薬の音せし首夏の抱鞄/宮武寒々

秋風や水薬をもる目分量/飯田蛇笏

暑き日や水薬ぬるむ枕もと/会津八一

水薬うすめて飲めば青葉木菟/長田等

水薬泡立てて飲む春の風邪/宮坂静生

風邪の子のうす紅の水薬/長谷川回天

七月や冷してたまふ水ぐすり/石田波郷

大歳の水薬を飲みつくしたり/藤木清子

晩秋を病み水薬のごとき日暮れ/藤木清子

さかしまに水薬振る夜の時雨かな/八十島稔

祭礼は終った/子等よ/水薬飲め/星永文夫

はしたなく水薬にぬれし紺足袋よ/青愁/佐竹草迷宮