渾名/綽名を使用した俳句

渾名/綽名に関連した俳句の例をまとめました。

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渾名/綽名を含む俳句例

中学の教師の渾名虎釣る/藤松遊子

紅梅の下綽名から思ひ出す/今井聖

良寛の綽名からすの夏迎ふ/高澤良一

つく~し彼岸坊主は渾名なり/寺田寅彦

春月や渾名といふを賜りて/ふけとしこ

渾名まづ目に浮ぶ子よ卒業す/富永小谷

会へばみな綽名呼び合ふ芋煮会/伊東白楊

秋蝉やまたの渾名をからす寺/藤田あけ烏

連れ合いの渾名呼ばるる牡丹寺/高澤良一

ひばり野に渾名の温もり今も尚/後藤くに子

柳葉焼く吾の渾名と知りをりて/岩淵喜代子

燗酒酌む妻の知らざる綽名もて/平井さち子

魔女といふ綽名のひとの春の風邪/内田美紗