死の灰を使用した俳句

死の灰に関連した俳句の例をまとめました。

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死の灰を含む俳句例

死の灰の一死録して暦古る/石塚友二

死の灰や恋のボートの尻沈み/西東三鬼

死の灰を雷光が消す生きなばや/三浦勲

子には有るな秋夜自棄酒も死の灰も/林翔

死の灰が降る月明の芦の芽や/鈴木六林男

死の灰や黴いつせいに寝息の中/桜井博道

蟇鳴いて死の灰が降る夜の地表/石原八束

金売の日焼奥目に死の灰降る/田川飛旅子

「死の灰より救え」ビラヘ日本の梅雨茫と/古沢太穂

水爆の死の灰にえびがにも抗議する沈黙/吉岡禅寺洞

ビキニの死の灰をかぶつて挽馬のように歩く/吉岡禅寺洞

原爆とふ死の灰とふ歎くべき詞消えざらんわが国語辞書に/佐佐木信綱