霧の灯を使用した俳句

霧の灯に関連した俳句の例をまとめました。

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霧の灯を含む俳句例

霧の灯に心決したる君が微笑/瀧春一

島眠り灯台霧の灯となりぬ/今井杏太郎

晩祷や霧の燈にじむ善丁谷/下村ひろし

烏賊漁の灯がまた霧の霧天風呂/平田薫

霧の灯の街底にして兵酔へり/中島斌雄

冬霧の灯に降り放送料費ふ/長谷川かな女

宿の灯に霧の深さの見えて着く/井上哲王

残る灯の霧の灯となる山ホテル/岩垣子鹿

漁船の灯霧の波止の灯鰤荷役/小原菁々子

碇泊の艦の灯にじむ霧の海/阿部みどり女

霧の海大博多港の灯を蔵す/竹下しづの女

ここは信濃唇もて霧の灯を数ふ/加倉井秋を

霧の操車場機関車の灯に箸使へり/中島斌男

霧の灯に所持せるものを食べをる人/草田男