妹背を使用した俳句

妹背に関連した俳句の例をまとめました。

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妹背を含む俳句例

乗合や妹背の中の敷寝の舟/調泉

揚雲雀妹背山相凭りて/永方裕子

短夜や二つの命妹背なる/野村喜舟

綿虫や納戸色なる妹背山/矢部白茅

その日まで妹背別れの納雛/福田蓼汀

はしきよし妹背並びぬ木彫雛/秋櫻子

やり羽子や妹背の板の中に落る/言水

妹背鳥煙管の筒を叩くごと/高澤良一

眉白や雨がつつめる妹背山/城ちはる

秋の山妹背のさまに肩組めり/上村占

妹背とて男は入れず磯焚火/長谷川虚水

春の日や妹背のごとき鷹ケ峰/大石悦子

潮風に妹背で植うる水田かな/大屋達治

雛流す瀬を啼きつるる妹背鳥/安達波外

田を植ゑて相寄る影や妹背山/水原秋桜子

貝雛やまこと妹背の二人きり/高橋淡路女

夜ざくらや妹背むつみの足ゆるく/枯蘆/清原枴童