寿福寺に関連した俳句の例をまとめました。
寿福寺を含む俳句例
寿福寺に瓦屋のゐる秋日和/下田稔
寿福寺の大寒の落椿かな/草間時彦
寿福寺の本堂を背に冬至梅/林克己
寿福寺の消息拾ひきし落葉/山田弘子
寿福寺へ花の朝比奈峠越え/深澤朱実
寿福寺へ近道とあり鳥総松/松本澄江
栄西忌修す寿福寺梅雨寒し/小宮東苑
かつかつと寿福金剛禅寺の梅/高澤良一
寿福寺の四つ目垣より春の猫/棚山波朗
寿福寺の紅葉且散る木戸を押す/星野椿
たんぽぽの咲く踏切を寿福寺へ/京極杞陽
寿福寺に下駄の音して石蕗の花/小圷健水
寿福寺の見えて来にけり鵙高音/高野素十
寿福寺の辺りに秋を惜しむかな/高木晴子
寿福寺も比叡も知らず虚子祀る/矢野樟坡
彼の日より寿福寺親し石蕗の花/稲畑廣太郎
秋天の昃り実生の松あかく/『定本石橋秀野句文集』
