親父を使用した俳句

親父に関連した俳句の例をまとめました。

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親父を含む俳句例

芦の穂や親父と呼は渡鳥/服部嵐雪

褒居士ハかたい親父よ竹婦人/蕪村

提げて歸る親父や稻の中/正岡子規

入營を親父見送る朝まだき/正岡子規

相撲見や翁の面に似た親父/正岡子規

安火抱く門前のおやぢ聾なり/伊東牛歩

懐手してをり親父らしくをり/馬場白州

曼珠沙花野暮な親父の墓の前/正岡子規

木槿垣只の親父の住む家かな/松瀬青々

流燈のいちばん先を親父かな/櫂未知子

菖蒲湯は頑固親父の心意気/藤堂くにを

おも白いおやぢと春のつれて行く/森鴎外

みちのくは底知れぬ国大熊生く/佐藤鬼房

たんぽゝや五柳親父がしたし物/高井几董

箱根八里だんだん親父に近くなる/園/一勢

父ちやんがおやじと呼ばる柿落葉/大嶋南涯子

おやじらはおれを見捨てて故郷にあり/しようり大

厭だという俺におじぎをしろと親父がペコペコしていたみじめな記憶だ/橋本夢道