跪坐を使用した俳句

跪坐に関連した俳句の例をまとめました。

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跪坐を含む俳句例

百僧の跪坐恭し初勤行/村重信子

御身拭跪座百僧の青つむり/大橋宵火

御身拭跪座百僧の青つむり/大橋宵火

聖玻璃に透く秋光や跪坐少女/中島初

草上の跪座の信徒も露けしや/朝倉和江

寂光や縞蛇跪坐を解きをはる/佐野良太

神業の初日の山へ牛の跪坐/平井さち子

草上の跪座の信徒も露けしや/朝倉和江

農婦来て濡らす跪坐椅子初嵐/斎藤節子

おりおり萵苣にふれ朝日に跪坐/若森京子

しののめの跪坐の影ありて洞窟/柚木紀子

被く紗の初髪にほふ跪坐乙女/山崎冨美子

跪坐石にいま人あらず青蜥蜴/下村ひろし

跪坐石にてんたう蟲の朱一點/下村ひろし

とくとくの泉に鳴らす跪坐の喉/伊丹三樹彦

崖したのさみしき花下の跪坐家族/下村槐太

淦汲む跪坐のみすぼらしさ続く/林田紀音夫

跪坐なして掌をすり洗う湯の百姓/細谷源二

跪坐の黙いつまでサルタンモスクに老い/伊丹公子