紙飛行機を使用した俳句

紙飛行機に関連した俳句の例をまとめました。

スポンサーリンク

紙飛行機を含む俳句例

春光や紙飛行機に滑走路/倉本岬

冬麗や紙飛行機が翼張り/大橋敦子

父と子の紙飛行機や若草に/加藤芳子

青簾紙飛行機が触れて墜つ/齋藤朗笛

夏草に紙飛行機をすべらせる/秋田牧女

春愁を紙飛行機にしてしまう/片山淳子

雨音の紙飛行機の病気かな/小川双々子

春泥に紙飛行機のゆるび行く/佐竹美保子

枯芝に紙飛行機の落ちて来し/佐々木美乎

熊笹から紙飛行機をひろひけり/寺田澄史

紙飛行機ふはりと止まり松の芯/桜井眞子

紙飛行機木犀の香によく飛べり/高澤良一

紙飛行機遠くまで飛び夏に入る/河野玲子

秋思やがて紙飛行機となりて翔ぶ/工藤克巳

紙飛行機と共にかけ出し夕日なし/古沢太穂

紙飛行機ひらきしうへで桃を剥く/大石雄鬼

飛びたがらぬ紙飛行機を折りにけり/高橋龍

おびただしきは雨に打たれし紙飛行機/穴井太

一月許可のほとけをのせて紙飛行機/攝津幸彦

紙飛行機飛べ傷付いた僕の代わり/伊丹三樹彦

俳句例:21句目~

紙飛行機飛ばしてシナリオ書き換える/伊神舞子