プラタナスに関連した俳句の例をまとめました。
プラタナスを含む俳句例
黄落のプラタナス道美術館/岩崎照子
プラタナス並木一直線に夏/片山由美子
プラタナス散る貧と富の交差点/吉原文音
プラタナス枯れて歩道は傾きて/京極杞陽
江東にプラタナス散る波郷の忌/池田朴青
雪催プラタナスの実海胆に似る/矢島渚男
食材の籠プラタナス落葉集る/中戸川朝人
プラタナス新樹寝巻のバルザツク/有馬朗人
プラタナス枯るる明るさ水の辺に/館岡沙緻
プラタナス落葉は風の形して/小笠原須美子
プラタナス黄葉す地は銀いぶし/吉岡禅寺洞
肩先に五月の冷えやプラタナス/石田あき子
プラタナスは母の衣ずれ秋立ちぬ/北原志満子
プラタナス咲いて遠嶺のやさしかり/椎橋清翠
千手仏のごとプラタナス枯れにけり/田口彌生
プラタナス絵本に籠もる花であろう/山口千代子
プラタナスの花咲き河岸に書肆ならぶ/加倉井秋を
プラタナス落葉セニヨリーター達毛皮/嶋田摩耶子
枯れて立つヒポクラテスのプラタナス/小宮山政子
人々足早になりプラタナスのしらけた幹/吉岡禅寺洞
俳句例:21句目～
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ/石田波郷「鶴の眼」
