尺を使用した俳句

尺に関連した俳句の例をまとめました。

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尺を含む俳句例

初鮭や只一尺の唐錦/蓼太

露寒し我尺跡を又帰る/乙二

一尺の滝も涼しや心天/一茶

穂俵を髪に尺とる娘哉/凉進

二三尺秋の響や落し水/月渓

枯萱の尺寸に雪殺到す/澄雄

妖村正二尺四寸雪催/稲島帚木

簟五尺四方の世界哉/正岡子規

虫干の吹毛九尺薪寺/松瀬青々

立山の八千尺の花野駅/牧杏子

暁の咫尺の靄や杜若/高浜虚子

春昼の蟇一尺をうごきたる/目

尺ほどの主税の机寒椿/木田千女

秋風や妻なほなじむ鯨尺/有働亨

芒より一尺高し女郎花/正岡子規

坑千尺雷管の火に息弾む/三谷昭

一尺の水の溜りの天高く/上野泰

大嶽の闇咫尺する夏燈/飯田蛇笏

七尺の男なりけり鯨賣/正岡子規

三尺の家に五尺の松哉/正岡子規

俳句例:21句目~

秋水に尺あて筏測りをり/森田峠

睡蓮や十尺筧渡したり/石川桂郎

百尺の裸岩より夏の海/高浜虚子

方九尺六人集ひ花見酒/草間時彦

雀交る地上二尺の青空に/中村明子

隈もなき五尺の庵やはつ日影/闌更

みじか夜や二尺落ゆく大井川/蕪村

裾払ふ折尺伸ばす春埃/米沢吾亦紅

むさし野や艸七尺に秋のたつ/白雄

蝿虎の一尺跳んで昼深し/橋本榮治

昼螢水尺いまも水に立ち/友岡子郷

尺刻み寸を刻んで今年竹/永川絢子

一夜一尺今年竹伸び盛り/辻田克巳

若芦の一尺ばかり風生る/平本菽水

苗二尺花美し名佳し椿買ふ/及川貞

一尺の梅を座右に置く机/夏目漱石

考へて一尺飛べり鴉の子/石塚友二

箱根路や視界一尺寒の霧/鈴木定代

花散るや五尺に余る大木/正岡子規

山の日が一尺とびぬ菊畑/萩原麦草

俳句例:41句目~

露時雨方十尺を踏ましめず/伊藤観

四五尺を雲に入るとや雲雀籠/千川

昼顔や電柱の影一尺に/徳永山冬子

二三尺はや風うける柳哉/正岡子規

減り~て五尺の雪や凧/佐野青陽人

地下一尺蟻の卵の旱かな/野村喜舟

二三尺雪つむ軒や猿肉屋/飯田蛇笏

尺鮒の拓かかげて木瓜の鉢/瀧春一

この岩の百尺寒し鬼ケ城/桂樟蹊子

石段にのる事二尺春の潮/松瀬青々

株間四寸畝間一尺豊の稲/西本一都

二尺程月のさし入る蚊遣かな/一茶

坑千尺炭層つづく縞また縞/三谷昭

五千尺の山地三尺の柳蘭/瀧井孝作

彼岸雪尺余一茶の六代目/西本一都

御顔に咫尺す顔や御身拭/野村喜舟

井戸浚へ地下百尺の土青し/岸霜蔭

電柱の一尺の影田水沸く/矢島久栄

亡き母の尺古し針供養/松根東洋城

恋雀割られし薪も尺とびて/西谷孝

俳句例:61句目~

本日の春を名のるや尺のきす/雪花

百尺の幹を病葉追落ちぬ/高橋千曲

田の畦や二尺許りの夏柳/正岡子規

瓜冷す尺水にして邃し/相生垣瓜人

新雪の一里一尺塩の道/加倉井秋を

方丈の寸尺狂ひなき真冬/庄司圭吾

大濤の一尺退いて二尺寒む/松澤昭

熊野路の滝百尺の水の棒/山島和子

初雪の一尺余り湖の村/野呂ふさ江

松葉蟹雪一尺の地に括る/松瀬青々

雪汁や一尺鮫は雑と糶る/石川桂郎

梁は尺二寸しんしん霜柱/阪本謙二

去年より一尺長し藤の花/正岡子規

風死んで三百尺の岩の壁/高橋悦男

君か代や五尺の稻の花盛/正岡子規

顔よする二尺一尺梅の花/松瀬青々

面白や一尺の木も櫨紅葉/正岡子規

露涼し方十尺の書斎跡/下村ひろし

清宮家春雪尺をなせりけり/石川桂郎

測量や春の大地に尺伸ばし/上田和子

俳句例:81句目~

湯沢町五尺の雪や日脚のぶ/下村梅子

煙草盆に雨蛙来し咫尺かな/尾崎迷堂

燈籠のかさの上なる雪二尺/高木晴子

石測る手尺いくたび谷の雪/高井北杜

さしのぞく墓穴九尺秋の風/近藤一鴻

神々を咫尺の俳話夏ちかむ/宮武寒々

神杉の百尺に夏来たりけり/小村陽子

竿頭さらに百尺の冬霞かな/橋石和栲

たのもしや二尺の松の若緑/正岡子規

紅葉照り竜顔咫尺風も絶え/中村汀女

羽ばたきて一尺宙に羽抜鶏/近藤一鴻

はち切つて焔二尺の誘蛾燈/萩原麦草

船に打つ五尺の釘や夏の海/渡辺水巴

花火尺玉東京湾を凹まする/高澤良一

茶坐敷の五尺の庭を落葉哉/正岡子規

茶屋敷の五尺の庭の落葉哉/正岡子規

草の戸や五尺の鰹四日の月/正岡子規

草濡れて寂と五尺の蛇交る/古市絵未

蔵座敷五尺時計の音涼し/白澤よし子

藪入や二尺ばかりの露地に入る/竹冷