画布を使用した俳句

画布に関連した俳句の例をまとめました。

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画布を含む俳句例

紺碧の画布へ裸木林立す/桜井昭子

白昼の牡丹を画布に暗く塗る/森田峠

白昼の牡丹を暗く塗りし画布/森田峠

大画布に万の声わく沖縄忌/石津きん

寒夕焼端まで塗らず画布の紅/桂信子

鰯雲画布に時間の溜まりゆく/大串章

画布の上に原色厚し五月の野/福永耕二

画布に置く色定まれり鳥兜/後藤軒太郎

朝の日に画布の純白小鳥来る/橋本榮治

サティ聴く九月画布白きまま/森尻禮子

少年の画布はみ出して夏の海/岩田柳堂

十月の紺たつぷりと画布の上/福永耕二

描初の蒼龍画布をあふれたり/水原春郎

囀や画布を過ぎゆく雲の影/片山由美子

蕗の葉や旅の荷に画布括りつけ/中田剛

雲雀野や少年の画布白きまま/岸野曜二

地の果を画布にとぢこめ花菖蒲/古舘曹人

天の画布いま一面に鶴群るる/大岳水一路

山開き画布はさみどり滴らす/佐藤いね子

春郊の画布はみ出してくる雄牛/園田芳久

俳句例:21句目~

画布さむし大き靴音きて去れる/木下夕爾

画布にいま雪の絶巓夜は狂ふ/小枝秀穂女

ジャンクの帆黒き画布なり秋の果/皆吉司

写生する画布に秋色ぬり込めり/鈴木裕子

向日葵や画布打つ筆の音荒く/相生垣瓜人

黴の夜を画布百号にたてこもる/竹内葉生

若き日を断つ夏果ての青き画布/文挟夫佐恵

菊かをり新しき画布かがやけり/相生垣瓜人

コスモスの花の静止を画布にかな/大橋敦子

天高し昨日の画布に今日も描く/相生垣秋津

カンナ燃えいよいよ海は寂しい画布/鈴木修一

まだ彩を入れざる画布の牡丹なる/武内ひさし

その中のひとつの枯葉画布にあり/永井たえこ

空にあふるる青嶺描くに画布たりず/今瀬剛一

東風寒や画布のうらには文字散らし/田中裕明

新樹ポプラの影が主題の画布となる/平井さち子

いきなり跳ねて画布をぬけ出た夜の鹿/鴻巣又四郎

はまなすに心の画布の殖ゆる旅/吉村ひさ志「ホトトギス名句集」

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