日記を使用した俳句

日記に関連した俳句の例をまとめました。

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日記を含む俳句例

空白が最後の日記旱星/日原輝子

馬冷す大河を渡る旅日記/星野椿

戊辰頃の父の日記や土用干/黒風

神賜ふ秋天高し病日記/巌谷小波

毎日のかなしき日記残る花/青邨

此頃の日記や雨と時鳥/正岡子規

句帖即療養日記四月尽/島村久枝

初燕見て来し夜の農日記/山本栄喜

花日記雪割草に始りし/秋葉美流子

その日より日記空白熱帯/中村明子

難字多き荷風日記や春の蝿/安西篤

来年は鎌倉暮し日記買ふ/京極高忠

土筆いづれ八百屋の日記付け/西嶺

空白の日記に挟む勿忘草/澤田緑生

夏衣旅日記も京に着きにけり/重頼

廻国の長崎日記絵踏かな/金沢辰生

一行の常凡も事梅雨日記/野澤節子

一頁ずつ声あげる古日記/二村典子

読初は父の形見の農日記/百井芳枝

桜日記三月尽と書き納む/正岡子規

俳句例:21句目~

三年を生きむ三年日記買ふ/鈴木勇

商ひの記録一筋日記買ふ/高木節子

九十才迎へ三年日記買ふ/井上三志

炎天や父の行商日記古り/武藤善尚

江國滋の闘病日記読初に/鈴木鷹夫

日記書く机代りに春炬燵/逸見静江

喪の旅の日記空白十二月/小林草吾

飛や航海日記けふも晴/松根東洋城

怠らず書いて十年日記果つ/三宅桂

春愁や心偽はる日記書く/山田弘子

空白の頁の記憶日記果つ/野崎静子

元旦の日記を筆の初かな/会津八一

日記まだ何も記さず福寿草/遠藤梧逸

菊焚くと日記短に終りけり/石川文子

芋の秋七番日記読み得るや/石田波郷

舟路行年木や付る土左日記/井原西鶴

美しき本童話集日記買ふ/深川正一郎

麦秋の天理に曽良が旅日記/湊/キミ

日記買う暗い海掻く浚渫機/片岡秀樹

来し方の美しければ日記買ふ/赤松子

俳句例:41句目~

医師日記俳諧日記二つ買ふ/江本如山

空白の一つの記録日記果つ/岡野隆女

空白のなかの一行古日記/永田耕一郎

弱き吾また強き吾日記果つ/岩崎照子

秋めくや縁に出て書く農日記/上村占

福寿草咲きて始まる花日記/岡村月子

春雨や日記をしるす船の中/正岡子規

闘病も永き覚悟の日記買ふ/田中幹子

冬籠日記に夢を書きつける/正岡子規

一月の金糸を煮て日記書く/深町咲子

一月や去年の日記なほ机辺/高浜虚子

十代の日記の疑問符冬の萌/香西照雄

一葉日記より目を上げて寒椿/中拓夫

懈怠なき仏仕への日記果つ/矢野瑞雲

鴎外の日記短し小鳥来る/天田牽牛子

一行の自分史となる古日記/中島敏之

頭書から春野と記す旅日記/西川照義

啄木のローマ字日記秋深し/行方克己

星合や三番日記書き継がん/巌谷小波

少年の如し夢見て日記買ふ/高石高平

俳句例:61句目~

三寒の四温の看護日記かな/阿部正調

三島忌や書棚の奥の古日記/長田一臣

明日はまだ日記真白貝割菜/井浪立葉

青林檎初恋日記ひらきけり/仙田洋子

半面は日記書きたる扇かな/羅蘇山人

短夜や尽きざる興の旅日記/島田青峰

黴日記成長記録生き生きと/山田弘子

平凡な余生楽しや日記買ふ/本橋勝美

独り身の今も青春日記買ふ/平田節子

卓上日記いま真二つ半夏生/鈴木栄子

この暗き海鳴の町日記買ふ/黒田杏子

子離れの哀歓少し古日記/大塚須美子

古日記心貧しき日は飛びて/朝倉和江

年のくれ日記の花見月見哉/正岡子規

古日記挫折屈折いとほしき/大熊峰子

鋸草咲けり卓上日記書く/大久保桐華

行く春や日記を結ぶ藤の歌/正岡子規

落飾の深窗にしてはつ日記/飯田蛇笏

古日記母逝きしこと一行に/細川加賀

死神と問答しつつ日記買ふ/須山俊夫

俳句例:81句目~

落柿舎の日記に句あり鉢叩/正岡子規

今日よりは十一月の旅日記/星野立子

心病む日々の空白日記果つ/土山紫牛

来年は嫁ぐ日記の厚き買ふ/久米正雄

日記買ふその一冊を心とし/道山昭爾

寺にある花屋日記や翁の忌/鶴田絹子

日記買ひ車内明るき側に立つ/岡本眸

日記買ふ神保町の片すみに/黒田杏子

借りて読む七番日記春炬燵/黒田杏子

極北の街で真白き日記買ふ/有馬朗人

梅雨晴や蜩鳴くと書く日記/正岡子規

年迎ふ十年日記書き終へて/小森英一

先生の春の日記の犬のこと/藤田湘子

克明に一病記して日記果つ/楢原清子

桜桃や日記一日晴れとのみ/石川桂郎

日日草なほざりにせし病日記/巌谷小波

こまごまと草庵日記春を待つ/後藤夜半

ためらはず十年日記求めけり/水原春郎

ためらはず博文館の日記買ふ/高見孝子

店先を掘り返しをる日記出づ/富安風生