堂縁を使用した俳句

堂縁に関連した俳句の例をまとめました。

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堂縁を含む俳句例

朝鹿の身振ひ高し堂の縁/許六

名月や児立ち並ぶ堂の縁/松尾芭蕉

堂縁に一つ載せあり蝉骸/高澤良一

堂縁に僧立ち客は椎拾ふ/杉浦冷石

堂縁に掛けて落しぬ籔虱/千葉大行

堂縁に離れて座り夏遍路/川口茂子

堂縁の暗きが涼し観世音/山崎一象

雪中の堂縁近く牡丹の木/高澤良一

堂縁にかがんぼ縋る五合庵/高澤良一

堂縁に手かざす貌下松手入/岸風三楼

木がらしや手さへ届かぬ堂の縁/来山

木堂の縁に出でます甘茶仏/藤沢典子

聞名寺堂縁借りておわら節/高澤良一

堂の縁茶の花よりは高くこそ/尾崎迷堂

堂縁に甘茶の薬鑵汲めとこそ/高澤良一

堂縁に籐椅子も置ける客設け/高濱年尾