硯箱を使用した俳句

硯箱に関連した俳句の例をまとめました。

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硯箱を含む俳句例

年行くや耳掻光る硯箱/普羅

筆多き硯の箱や冬籠/正岡子規

五月雨や硯箱なる番椒/服部嵐雪

橙の花入れてある硯箱/岡本清子

硯箱に秋海棠の蒔繪哉/正岡子規

藪入や父が遺愛の硯箱/沼澤石次

十二月小筆の増えし硯箱/伊東一升

子規の忌の埃を払ふ硯箱/深川知子

文机と硯箱のみ葭障子/経谷一二三

書初や父の遺愛の硯箱/萩原まさえ

水仙に蒔繪はいやし硯箱/正岡子規

滝殿のしぶきや料紙硯箱/正岡子規

硯箱若葉影さす座机に/小川濤美子

在原雛の調度の料紙硯箱/高橋淡路女

硯箱ふたよの月を見納めぬ/黒柳召波

日のあたる硯の箱や冬の蠅/正岡子規

ほととぎす鳴く音や古き硯箱/松尾芭蕉