歓声を使用した俳句

歓声に関連した俳句の例をまとめました。

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歓声を含む俳句例

教室にわつと歓声椎若葉/谷野予志

春いまだ椋鳥何の歓声ぞ/堀口星眠

弁天堂に湧く歓声や一の富/上原真澄

歓声の中行くごとく秋桜/須田きいち

歓声の幻コロツセオの夏/水田むつみ

えごの花歓声のごと坂に散る/桜井博道

棟上げの歓声木の芽ほぐれけり/関秀子

歓声と云ふものならむ轡虫/相生垣瓜人

歓声や宝恵籠ほいと担ぐとき/高垣妙子

歓声を吸ひこみ開く大花火/阪尻勢津子

歓声喚呼駅伝敗者省略され/小田まさる

火の粉浴び歓声あぐるお松明/田村和彦

磯巾着歓声というはこのことぞ/峠素子

体育会の歓声気化して丘の学校/伊丹公子

六夜月出で歓声の湧き立てり/阿部すず枝

どつと起る歓声にまた飛雪かな/金尾梅の門

ナイターの歓声原爆ドーム押す/宮丸千恵子

飛行機低き子の歓声を風邪に臥て/原田種茅

ぐつたりと百合ありテレビより歓声/奥坂まや

カルタ歓声が子を守るわれの頭を撲つて/竹下しづの女