旅行を使用した俳句

旅行に関連した俳句の例をまとめました。

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旅行を含む俳句例

稲雀男少なき旅行会/徳永松雄

岩蟹に飯粒沈め旅行くよ/中島斌雄

旅行書の南海青し寝正月/大島民郎

半島の旅行鞄の夜明けかな/橋本輝久

四五日の旅行く妻に菊日和/石塚友二

旅行くや颱風の跫海に求め/石塚友二

老猫の足にまつわる初旅行/吉田茂子

雨滴怺へし紅葉谷蜜月旅行/鷹羽狩行

密月旅行雪国どこにゆきても雪/長田等

旅行記はまだまだ続く竹の秋/岩田由美

水虫を掻きて教祖の汽車旅行/古屋秀雄

寒旅行目につく石のみな平ら/宇多喜代子

旅行くやチロルに大きかたつむり/有働亨

旅行鞄の金具が光る山は黎明/栗林一石路

磯遥か羽太が旅行く人を招き/吉田透思朗

祭の夜旅行者下駄を愛し出づ/平井さち子

雪達磨/我を旅行く我れ居りて/折笠美秋

ガリヴァー旅行記御降の樫も見ゆ/瀧澤和治

風さざなみ徒歩旅行者に草冷えて/小長井和子

幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅行く/若山牧水