「林間学校」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「林間学校」について
【表記】林間学校
【読み方】りんかんがっこう
【ローマ字読み】rinkangakko
子季語・関連季語・傍題・類語など
・林間学舎(りんかんがくしゃ:rinkangakusha)
・林間学園(りんかんがくえん:rinkangakuen)
・臨海学校(りんかいがっこう:rinkaigakko)
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季節による分類
・「り」で始まる夏の季語
・「夏の生活」を表す季語
・「晩夏」に分類される季語
月ごとの分類
林間学校を含む俳句例
林間学校感傷は横並び/森須蘭
熱出す子林間学校一日目/林和子
噴煙や林間学校の朝支度/水谷郁夫
林間学校吾輩ハ猫デアル/如月真菜
林間学校黒板が先に着く/櫻井幹郎
四五人の林間学校図画の会/友善誓湖
幻燈会林間学校椅子を貸す/山口誓子
深山蝶林間学校はじまらず/高浜虚子
絵の具箱明日は林間学校へ/西村和子
親一人子ひとり林間学校へ/山県輝夫
雨男到着林間学校開講/長谷川かな女
朝の樹のどれも林間学校の樹/杉野一博
林間学校亀持つてゆく相談を/依光正樹
林間学校山羊の子に囲まるる/井上弘美
林間学校椅子の傾斜に石噛ませ/寺松健
林間学校汐引く如く山を去る/山田恵一
林間学校午睡の鐘の鳴りにけり/吉澤一葎
林間学校眠る夜霧に旗鳴りて/千代田葛彦
林間学校ねむる夜霧に旗鳴りて/千代田葛彦
林間学校空気ばかりを描きたがる/権藤義隆
俳句例:21句目~
林間学校かくれてパンツ洗いおり/水野真由美
林間学校の夜ひとり目が居なくなる/田中信克
林間学校日だかき風呂を焚きにけり/高野素十
日蔭蝶追うて林間学校へ/高浜虚子「虚子全集」
林間学校木と木をつなぎシヤツ乾く/青柳志解樹
林間学校冷えこみ朝日奪ひ合ふ/岡崎光「薔薇未明」