季語/ボートレースを使った俳句

「ボートレース」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「ボートレース」について

【表記】ボートレース

【読み方】ぼーとれーす

【ローマ字読み】botoresu

子季語・関連季語・傍題・類語など

・競漕(きょうそう:kyoso)

・競漕会(きょうそうかい:kyosokai)

・レガッタ(れがった:regatta)

・お花見レース(おはなみれーす:ohanamiresu)

季節による分類

・「ほ」で始まる春の季語

・「春の生活」を表す季語

・「晩春」に分類される季語

月ごとの分類

4月の季語

ボートレースを含む俳句例

夕日影競漕赤の勝とかや/高濱虚子

競漕の雨となりけり桜餅/高野素十

櫂飛沫上げ競漕の遠ざかる/川田朴子

競漕の余力の櫂に風ひかる/中村翠湖

競漕の瀬田は三角波立つる/江口良子

競漕の空しき艇庫潮さしぬ/山口誓子

競漕の船腹ほそく岸に寄る/鷹羽狩行

競漕やはがねの四肢が屈伸す/伊東肇

合図より競漕の水尾そろひそむ/森田峠

競漕に瀬波一筋流れゆく/内田/じすけ

競漕のすみたる川の荷船かな/高浜虚子

競漕の波が土筆にいたりけり/佐藤瑠璃

競漕の空狭くする殺気かな/石田よし宏

競漕の赤ばかり勝つ日なりけり/原石鼎

競漕も早稲田贔屓や吹流し/石田あき子

競漕の二た筋の水尾せめぎ合ふ/佐藤豊子

競漕の夕しら波となりにけり/大橋櫻坡子

競漕の水尾の二線の強さかな/徳永山冬子

競漕や午後の風波立ちわたり/水原秋桜子

競漕を終へてしづかに櫂つかふ/鈴木貞雄

俳句例:21句目~

レガッタや漕ぎ手一口水含む/岡本ひろみ

ボートレース桜に寄りて眺めけり/宮林菫哉

しろがねにボートレースの水飛沫/猪俣千代子