季語/浜豌豆(はまえんどう)を使った俳句

「浜豌豆」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「浜豌豆」について

【表記】浜豌豆

【読み方】はまえんどう

【ローマ字読み】hamaendo

子季語・関連季語・傍題・類語など

季節による分類

・「は」で始まる夏の季語

・「夏の植物」を表す季語

・「初夏」に分類される季語

月ごとの分類

5月の季語

浜豌豆を含む俳句例

浜豌豆海の光を滴らす/橋本白木

風紋に旅の足跡浜豌豆/沼尻ふく

手提置く浜豌豆花かげに/三輪一壷

集落の果つる岬や浜豌豆/佐藤耶重

はらはらと浜豌豆に雨来る/高濱虚子

浜豌豆海のぼる日は雲の中/大井雅人

浜豌豆雨はらはらと灘光る/巌谷小波

浜豌豆風の持ち去る日月よ/吉野陽子

火の島に潮騒返す浜豌豆/小室ひろし

遊子あり浜豌豆のむらさきに/森田峠

夕日荒く浜豌豆に尾を引けり/大野林火

浜豌豆会ひたる心うるみをり/草間時彦

浜豌豆陽にも風にも砂丘動き/野澤節子

礁の上にいつく神あり浜豌豆/富安風生

役立たぬ蛸壷隠し浜えんどう/藤田美雄

風落ちしとき松籟す浜豌豆/阿部みどり女

くるぶしの砂におぼるる浜豌豆/片山由美子

浜へ出る浜ゑんどうの道ありし/坂本/丘川

友情の島にあふれて浜ゑんどう/阿部みどり女