明くを使用した俳句 俳句作品例 2018.11.12 俳句例:101句目~ おしゃべりのあみだかぶりに寒明くる/松澤昭 いとせめて送火明く焚きにけり/長谷川零餘子 雪の富士立てり嘆きの夜ぞ明くる/水原秋櫻子 水木渓き花籠に今日忌が明くる/阿部みどり女 寒明くる日の訃報ありまことなる/阿部みどり女 滝の凍て仰ぎかねたる空明くる/飛鳥田れい無公 明くる夜をとらで仕舞ふや下手相撲/サガ-野明 打ち明くるごとくに水の澄めりけり/鳥越久美子 ヴィオロンの音はもう聞けず寒明くる/稲畑廣太郎 明くれば空の青きより来り咲く木蓮の花/安斎櫻カイ子 前へ 12