曲り角を使用した俳句

曲り角に関連した俳句の例をまとめました。

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曲り角を含む俳句例

厨にも曲り角あり冷蔵庫/宮脇満

曲り角風を喰らひて大嚏/高澤良一

梅咲くや黒板塀の曲り角/正岡子規

曲り角ひとつ違ひて灸花/鈴木津哉子

歴然と飛花見ゆ風の曲り角/高澤良一

牛市のどこも穂草の曲り角/斉藤夏風

色鳥や妻来るはずの曲り角/牧野桂一

補陀落や曲り角には唐辛子/柿本多映

夏至といふ何か大きな曲り角/山田凡二

曲り角で夕陽と別れ明日は白紙/穴井太

曲り角に大きな石や大根焚/梶山千鶴子

涼しさや上野の見ゆる曲り角/正岡子規

だしぐるま曲り角から出脚づく/林原耒井

オリオン凍つ家路幾度の曲り角/齋藤愼爾

曲り角犬には見えて冬夜霧/長谷川かな女

桐咲いてさみしくなりぬ曲り角/内田美紗

紫陽花の彩のはじめの曲り角/猪俣千代子

あられなくのうぜん散れり曲り角/高澤良一