季語/竹伐る(たけきる)を使った俳句

「竹伐る」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「竹伐る」について

【表記】竹伐る

【読み方】たけきる

【ローマ字読み】takekiru

子季語・関連季語・傍題・類語など

季節による分類

・「た」で始まる秋の季語

・「秋の生活」を表す季語

・「仲秋」に分類される季語

月ごとの分類

9月の季語

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竹伐るを含む俳句例

竹伐や杉の嵐の走る音/麻/父

山刀一瞬ぬれし竹伐会/杉本寛

竹伐つて嵯峨は初荷の牛車/句仏

僧兵の裔は美男よ竹伐会/浜明史

竹伐や丹波の占もきく近江/西鶴

竹伐や冷光發す山刀/名和三幹竹

竹伐や鞍馬を包む雲の中/田中拾夢

竹伐や光るは腰の替の斧/新上一我

竹伐や面のやさし荒法師/藤本朝海

竹伐や弁慶頭巾白妙に/鈴鹿野風呂

竹を伐る暁の灯や露の山/会津八一

竹伐や雄叫びかぶる山刀/内貴白羊

竹伐りて蚊の声遠き夕哉/加舎白雄

宝刀を捧ぐ山伏竹伐りに/小林京子

雪とぶや竹の伐口みな尖り/有働亨

宝前に白刃振ひ竹伐会/川口雨太郎

竹伐て表につむや人形店/松瀬青々

石垣に火の攻めし跡竹伐会/渡辺昭

一日や竹伐る響竹山に/松本たかし

竹伐の鬨や雲中にて走る/桂樟蹊子

俳句例:21句目~

豪快に法師の一刀竹伐会/浅野/房

上皇の島や竹伐る頃近し/萩原麦草

竹伐会済みし谷川激ちけり/轡田進

伐りし竹かつぎ白雲隨へし/大串章

竹伐や錦につゝむ山刀/鈴鹿野風呂

竹伐の外には見えず菊の笠/内藤丈草

竹伐つて天の一劃掃き崩す/村上桂月

風花や竹伐り出だす京の奥/長谷川櫂

露浴びて竹伐る人や藪の中/高浜虚子

リヤカーで伐り竹運ぶ老夫婦/谷和子

竹伐つて薬石の時近づけり/石川桂郎

一山に法螺の響かひ竹伐会/青垣和子

門前に竹伐り出して西芳寺/中田余瓶

竹伐りにほどよき鶏鳴厠でて/中田剛

竹伐り置く唐招提寺門前に/西東三鬼

竹伐りの数幹にして潔し/古賀まり子

竹伐るや隣の竹も顫へ居り/西山泊雲

竹伐りの大音声ぞ山びこも/山下喜子

竹伐会大蚯蚓出て雨を呼ぶ/大島民郎

竹伐れる音倒れゆく音つゞき/蘭添水

俳句例:41句目~

竹伐られ信玄の墓こゝにあり/森田峠

崖の竹伐ればとぶなり烏瓜/藤原如水

人声と竹伐る音と裏の山/宇佐美ふく

竹伐の場をひらひら山の蝶/近藤不彩

乙訓の竹伐日和暮れにけり/大石悦子

竹伐るや丸子の里に犬の数/古舘曹人

竹伐つて風の音階変りけり/栗山妙子

竹伐られたる明るさよ僧の墓/森田峠

竹伐りのこだま海側山側に/手塚美佐

竹伐の法師や稚児に従ひて/田中王城

畠中や伐られ残りの竹霞む/会津八一

竹伐りし顔がでてくる椹野川/飴山實

竹取のわれも翁ぞ竹を伐る/永峰久比古

荒海へ竹伐る響き落ちゆけり/渡辺恭子

軍用に伐る竹かほど秋晴れて/久米正雄

おびえては竹伐る人に藪騒ぎ/萩原麦草

鉈の音のぼりて寒の竹伐らる/橋本夢道

風花や青き竹伐り死者の杖/三ヶ尻湘風

一太刀に断ちし竹撥ね竹伐会/田中驕生

今年竹軒の高さに伐られけり/辻田菊子

俳句例:61句目~

伐り倒す露もろともの竹煮草/草間時彦

切口が浮び伐りたる竹いづこ/井沢正江

名月や笛になるべき竹伐らん/正岡子規

太刀風に雨たばしるや竹伐会/和田祥子

戛然と竹伐る音に背を打たる/大石悦子

新涼の伐るべき竹に印つけ/福田甲子雄

朝からの竹伐つてゐる響かな/矢野蓬矢

朝鵙に竹伐り落とす磧かな/金尾梅の門

極寒の竹伐つて鉈ひらひらす/栗原憲司

源義忌竹伐る音のはるかより/石飛如翠

潮どきの竹伐りそろへ鞍馬みち/塩崎緑

秋晴れて竹伐る音や光悦寺/五十嵐播水

竹を伐る人にやむなし雪解雨/前田普羅

竹を伐る男しだいに白狐たり/熊谷愛子

竹を伐る節りんりんと遠き雲/山口草堂

竹を伐る音真青に雨のなか/福田甲子雄

竹伐って思わぬ西の見えて来し/徳弘純

竹伐って村のこだまを運び去る/神蔵器

竹伐つてゆさ~背負ひ御僧達/高木晴子

竹伐つて一燈涼を呼ぶごとし/中嶋秀子

俳句例:81句目~

竹伐つて一生涯のみ空かな/村田まさる

竹伐つて大藪を出る霞かな/大谷碧雲居

竹伐つて小声で語る竹の中/青柳志解樹

竹伐つて思わぬ西の見えて来し/徳弘純

竹伐つて月の光に打たせあり/長谷川櫂

竹伐つて積む断面がOの唇/田川飛旅子

竹伐つて雲中に径湧くごとし/白澤良子

竹伐の一刀に伐り剰したり/山田ひろむ

竹伐の初めに稚児の言葉あり/山下花石

竹伐りて横ふ青さあらたまり/皆吉爽雨

竹伐りのゐる墓山に詣でけり/山本洋子

竹伐りの歩くが見ゆる藪の中/岡田耿陽

竹伐りも弟子二三年勤めねば/高野素十

竹伐りや法師の前をもつれ蝶/岩城佳洲

竹伐るや墓参の人は川づたひ/田中裕明

竹伐るや小雨がちなる千早村/下村槐太

竹伐れば秋風石にひゞくなり/黒木野雨

竹を伐る音らし余呉の村に入る/野田節子

竹伐りのひとりが雲と流れけり/栗林千津

うら山に竹伐りに来て胃が痛し/萩原麦草

秋の季語
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