駐在所を使用した俳句

駐在所に関連した俳句の例をまとめました。

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駐在所を含む俳句例

人日のはや灯りし駐在所/富沢政子

十薬を軒に吊して駐在所/内田芝石

地蔵会の饅頭届く駐在所/久保方子

大輪の菊を咲かせて駐在所/川口洋

水打つて村平穏に駐在所/藤本輝紫

胡麻蓆一枚そんな駐在所/山田弘子

駐在所紅一燈の春の暮/上田五千石

青すだれ掛けて岬の駐在所/斉藤葉子

駐在所前を駈けぬけ青蜥蜴/高澤良一

鬼太鼓の鬼暴れ込む駐在所/山田春生

鳥雲に鳩の寝ぐらは駐在所/渡部愛子

つばめ来る隠れの島の駐在所/高橋好温

のどけしや島に一つの駐在所/松田碧霞

みかん一つ机に乗せて駐在所/斉藤葉子

硝子戸に田植の映る駐在所/猿橋統流子

行く年の時計拭きゐる駐在所/作田幸子

ぎしぎしのとぼけて村の駐在所/星永文夫

コスモスや赤児生まれし駐在所/柳田清子

余花散るや誰かわづらふ駐在所/前田普羅

婦警引き継ぐかまくらの駐在所/石河義介

俳句例:21句目~

数へ日の薬罐噴きをり駐在所/坪井かね子

ねこの子の降って湧いたる駐在所/中尾硫苦