「夕爾忌」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「夕爾忌」について
【表記】夕爾忌
【読み方】ゆうじき
【ローマ字読み】yujiki
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「ゆ」で始まる夏の季語
・「夏の行事」を表す季語
・「晩夏」に分類される季語
月ごとの分類
夕爾忌を含む俳句例
夕爾忌や港にテープ屑流れ/菅原鬨也
駅柵に雲のたたずむ夕爾の忌/朔田恭
どの壺にも秋草適ふ夕爾の忌/鈴木栄子
傘雨忌もて夏来夕爾忌もて秋来/安住敦
金田に月を上げたる夕爾の忌/佐藤映二
夕爾忌の仰ぎて栗の毬わかし/石田あき子
夕爾忌の降りいでし山見て眠る/長谷川双
夕爾忌やあがりて見えぬ夏ひばり/安住敦
ふところに野の風溜むる夕爾の忌/永方裕子
夕爾忌や婆娑と飛びきしきりぎりす/安住敦
貸してある句集返らず夕爾の忌/石田あき子
丸善に本探しをり夕爾の忌/安住敦「柿の木坂雑唱以後」
北指して雲ゆくばかり夕爾の忌/藤田ひろむ「遠こだま」