季語/風除(かざよけ)を使った俳句

「風除」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「風除」について

【表記】風除

【読み方】かざよけ

【ローマ字読み】kazayoke

子季語・関連季語・傍題・類語など

・風垣(かざがき:kazagaki)

・風囲(かざがこい:kazagakoi)

季節による分類

・「か」で始まる冬の季語

・「冬の生活」を表す季語

・「初冬」に分類される季語

月ごとの分類

11月の季語

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風除を含む俳句例

鳰の声して風除の裏は湖/柏翠

鮎汲の背に風除の蓆幡/村上冬燕

舟板を張る風除も島らしや/椋砂東

風除の外は太平洋の波/久保田幸代

風除や虚空と海と漁火と/松崎靖弘

風除の蓆を四方に里神楽/藤原大二

風除に大きな人の現れし/高浜虚子

波音を風除少し遠ざけし/稲畑汀子

海一碧石材立てて風除に/友岡子郷

風除の蔭より牛や厩出し/上田花勢

風除を出てすぐ舟や十二橋/森田峠

風除を立てたる村は法華宗/森田峠

風除の木の厚さから悪女伝/杉野一博

風除に隠るる戸なる祝ひごと/本橋仁

風除の向ふに妻の声のする/戸井文雄

年木積み即ちこれを風除に/高浜虚子

櫂かつぎ風除垣を出で来る/岡安迷子

風除の中にもありし星明り/山田弘子

風除の中へ星空下りてくる/辻口静夫

風除の外うぶすなの松喬し/木村蕪城

俳句例:21句目~

風除の裡に雨降る砂地かな/木村蕪城

風除の羽翼つらねし湖の村/木村蕪城

風除を解くや大風鶏走らす/村越化石

風除の大藁襖日をかこふ/長谷川素逝

風除を道にななめに構へたる/木村蕪城

風除を隔てて別の世界あり/稲畑広太郎

実はまなす風除を風うち倒し/友岡子郷

風除の骨は解かれず遅ざくら/西本一都

風除を出て来て潮を汲みにけり/森田峠

荒海霧や風除解かぬ漁師村/石垣軒風子

風除に越路の春は待たれけり/下村梅子

風除に風の抜け道あることも/須藤常央

風除の筵吊り下げこけし挽く/鈴木貞二

風除を出し鶏吹かれもどりけり/森田峠

風除の戸が開き犬が走り出る/宇野萩塘

風除や蜑の小屋よりやゝ離れ/高浜虚子

風除をまはりて馬の貌に遭ふ/小原俊一

風除の砂に埋もれて少し見ゆ/高浜虚子

風除の竹に最初の星生れぬ/加倉井秋を

人の世をへだつ風除したりけり/富安風生

俳句例:41句目~

男待つごとし風除に顔出せば/加倉井秋を

風除をしてどびろくの隠しあり/岸風三樓

郵便夫を待つ風除に顔出して/加藤知世子

風除を出てかざす手に鴨引くよ/皆吉爽雨

風除の出入口とはなつかしや/長谷川耕畝

身ひとつを入れ風除の四手小屋/福田蓼汀

風除の篠を葺き足し那須野住み/西本一都

濯ぎ女がをり風除に温泉が煙り/木村蕪城

風除やくぐりにさがるおもり石/村上鬼城

風除に憑きて哭く風夜もすがら/河野石嶺

風除解かれ大きく焚かれ婚の夜/村越化石

風除の日に牡丹咲き海女が宿/小原菁々子

風除の口に居て出てこざる子よ/波多野爽波

立ちてかぞふ風除越しの時計の音/加藤楸邨

卒塔婆めく風除を秘所に青みたり/文挟夫佐恵

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