季語/めはじきを使った俳句

「めはじき」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「めはじき」について

【表記】めはじき

【読み方】めはじき

【ローマ字読み】mehajiki

子季語・関連季語・傍題・類語など

・益母草(やくもそう:yakumoso)

季節による分類

・「め」で始まる秋の季語

・「秋の植物」を表す季語

・「初秋」に分類される季語

月ごとの分類

8月の季語

めはじきを含む俳句例

めはじきや夕づきて濃き浅間山/森澄雄

めはじきの伸びきつてゐる遠囃/白井爽風

めはじきの茎より細き目の少女/須藤常央

めはじきや伊賀の女の子の細瞼/橋本鶏二

めはじきや独り身に似し独り旅/本多静江

めはじきの道火の山のすさむ夜目/宮崎二健

めはじきや山の子花となり嫁ぐ/市村究一郎

めはじきや愚かさをすぐ口にして/辻田克巳

めはじきや母の睫毛は長かりし/やしま季晴

めはじきや疲れ寝の子の袂より/中尾東愁子

めはじきの瞼ふさげば母がある/長谷川かな女

めはじきの節を為しつつ咲き上る/吉村ひさ志

めはじきやどこかが欠けてどこか咲き/湯川雅

めはじきや恋のいろはの目をつくる/麻田椎花

めはじきをしごけば花のこぼれけり/坊城中子

めはじきの一つはスパイの目となりて/山本敏倖

秋の季語
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