季語/フレームを使った俳句

「フレーム」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「フレーム」について

【表記】フレーム

【読み方】ふれーむ

【ローマ字読み】furemu

子季語・関連季語・傍題・類語など

・温室(おんしつ:onshitsu)

季節による分類

・「ふ」で始まる冬の季語

・「冬の生活」を表す季語

・「三冬」に分類される季語

月ごとの分類

11月の季語

12月の季語

1月の季語

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フレームを含む俳句例

温室や紫広葉紅広葉/歌原蒼苔

温室に檄文貼られ農学部/山本源

温室の中の温室食虫花/保尾胖子

光点は大温室や岬晴/櫛原希伊子

温室に写生学生入り浸る/右城暮石

温室の内外暗き夜になる/右城暮石

大甕が立つ温室の中の土/平畑静塔

温床の紙りんりんと風の村/北光星

温室に水したたるや猫の恋/日原傳

花室や戸口に二つ上草履/岡本松濱

温室を出でて椿が正面に/岸本尚毅

フレームの光の先の波頭/藤永誠一

雪解けて大温室は水の音/長谷川櫂

花温室がはじく海光粉なす蝶/林翔

空見つつ温室の塵身にまとふ/原裕

温室の内翳らせて低空機/右城暮石

温室村海に日迎へ海に送る/大野林火

潮風や輪飾ゆらぐ温室の口/新井英子

霜柱の針の山中蘭の温室/殿村莵絲子

温室の世話も結局主婦の用/稲畑汀子

俳句例:21句目~

温室に掻きて妖しき冬の汗/大屋達治

温室に置く事務机事務用品/右城暮石

温室のもの運び出す大日覆/後藤夜半

傷兵の食膳にふれ温室の花/横山白虹

温室の花買ひぬ信濃の深雪中/及川貞

温室の天暗くして芭蕉の葉/清嶋静恵

温室の花粉に窓の曇りたる/近澤杉車

夜の温室のうるむ光や冬苺/広沢道代

温室の花色失ひて来る痛み/朝倉和江

妄想の湧くに任せて温室内/右城暮石

温室をかこむキャベツの畠かな/篠原

温室一歩曇る眼鏡に蘭百種/大津希水

温室仕事冬日二つを戴きつ/羽部洞然

温室耀りて産土神つつむ苺村/大熊輝一

フレームに机椅子あり農学部/大橋純子

フレームに色を零してゐる苺/山田弘子

温室の葡萄の放恣われ愛す/川島彷徨子

フレームに蘭を育てて彫金師/水野征男

水遣って客間に運ぶ温室の蘭/稲畑汀子

晩稲台風来るか温室村低く/平井さち子

俳句例:41句目~

温室越しに初日蕾の赤殖やす/大熊輝一

温室の中に蜂の巣あるらしく/山田静雄

温室の灯るうしろの黄泉の国/有馬朗人

温室の蕾ふくらむガラス越し/竹内鈴子

フレームの蜂の遊べる紅き花/寺岡捷子

白や温室つくりの胡瓜の花と/田中冬二

羽音もたぬ蝶の音階満つ温室/伊丹公子

温室咲を卓上に人の世に貧富/石塚友二

温室のメロンに灯す晴夜かな/飯田蛇笏

温室にトマト熟れたる朧かな/岸本尚毅

郭公や温室より移すレタス苗/久田澄子

温室の中にひゞかせ釘を打つ/右城暮石

温室の行き詰りなほ別室あり/右城暮石

重陽や温室の七棟灯ともりて/加藤草杖

ゴムホースうねりて次の温室ヘ/森田峠

温室べなる水の凍光苣枯るゝ/飯田蛇笏

メロン守昼の休を温室にゐず/田村了咲

フレームや万の蕾の紅兆し/山崎ひさを

温室の花を照らすや冬の月/広江八重桜

大温室全開バナナに風入れて/高澤良一

俳句例:61句目~

宴席へ運ぶ温室花や芝落花/楠目橙黄子

温室花を摘む温室花に身を沈め/森岡花雷

フレームに音楽欲しと思ひけり/岩崎照子

温室の花病室賑やかなるがよし/相馬遷子

フレームの小さき花の匂ひけり/小路紫峡

温室に飼はるる鯉やはたた神/中村まゆみ

フレームをはみ出してゐる蕾かな/星野椿

フレームを出て来し鉢を飾る窓/稲畑汀子

温室出でて緑雨浴びたき旅人木/大島民郎

温室のうつぼかづらは虫を得ず/山本歩禅

湯の赤子出すごと温室の花抱く/大熊輝一

温室を出る夕景のフオークソング/穴井太

寒明くる繊月温室にあふがれぬ/西島麦南

皇太子蘭の温室出し酔ひごころ/筑紫磐井

注射針憎し温室花眼に沁みる/柴田白葉女

花さはに温室より届く成人祭/塩谷はつ枝

温室は蘭ばかりやがて雪消えん/橋石和栲

フレームに入りて囁き通しなり/宮坂静生

花温室に漁具ものめきて寒の内/飯田蛇笏

花温室の年立つ雨もふりやみぬ/飯田蛇笏

俳句例:81句目~

壺の花温室恋ふと見ゆ夜半の冬/林原耒井

温室に時が許せばなほゐたし/山口波津女

海光に千鳥鳴きつぐ温室の前/岡本まち子

海近しサロメは赤き温室の蘭/野見山朱鳥

形見ともなく手入れせし温室の蘭/稲畑汀子

鞦韆やみなひらきある温室の窓/大橋櫻坡子

温室ぬくし女王の如きアマリリス/杉田久女

温室呆けするほどに入り浸りたし/右城暮石

温室の戸にすさまじき夜露かな/石島雉子郎

フレームの一歩の花の香に噎せる/河野美奇

花温室に聖日懶情なるにもあらず/飯田蛇笏

フレームの中小さき鉢大きな芽/今井千鶴子

蘭の香の温室にまはりて年賀かな/大熊輝一

足しげく訪ふ花温室やシクラメン/遠藤はつ

夜をこめて保美のフレーム輝けり/恩智景子

白鳥を見てフレームに立寄れり/中戸川朝人

初空のひかり盈ちつゝ温室のみち/飯田蛇笏

百合讃ふ温室の百合みな聴けり/橋本美代子

温室せまし洋蘭玻璃にふれ咲きて/田中/七草

温室の花仰臥のほかの日は知らず/柏木真紀女

冬の季語
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