季語/零余子（むかご）を使った俳句

俳句例:101句目～

触れてこぼれひとりこぼれて零余子かな/高野素十

つまづきて零余子こぼせしガラシャ径/谷口千枝子

零余子も売る草津のスーパーマーケット/高澤良一

窓に延びし零余子つく～と針をもつ/長谷川かな女

零余子ころぐ悲喜ことごとく尽きし掌に/富永寒四郎