季語/七五三(しちごさん)を使った俳句

「七五三」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「七五三」について

【表記】七五三

【読み方】しちごさん

【ローマ字読み】shichigosan

子季語・関連季語・傍題・類語など

・七五三祝(しめいわい:shimeiwai)

・千歳飴(ちとせあめ:chitoseame)

季節による分類

・「し」で始まる冬の季語

・「冬の行事」を表す季語

・「初冬」に分類される季語

月ごとの分類

11月の季語

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七五三を含む俳句例

角々に満潮の海七五三/原田喬

宮島の鹿従えて七五三/広瀬邦弘

飴袋黒土擦つて七五三/沢木欣一

草薙の剣の宮の七五三/清崎敏郎

細耕で隆め黒土七五三/香西照雄

眦の朱も深川の七五三/松村幸一

玉垣は石七五三声徹る/下村槐太

姉七つ妹三つ七五三/細井セツコ

女三代内足揃へ七五三/香西照雄

椀種に花麩の浮ぶ七五三/佐藤麻緒

日輪に向ひて歩む七五三/茨木和生

鯉の下水深くあり七五三/中西夕紀

人の子の育つは早し七五三/関千世

付髪の歪んで戻る七五三/笹村政子

頭から足の先まで七五三/岸田竹女

日本の類型ここに七五三/鈴木鷹夫

袖口に拳のぞかせ七五三/辻本斐山

写真屋の写真早々七五三/高澤良一

落しある簪拾へり七五三/吉井余生

菊の紋仰ぎ詣りぬ七五三/遠藤梧逸

俳句例:21句目~

冲かけて鎌倉日和七五三/大井戸辿

山川の恵み豊かに七五三/久松久子

七五三石段天に到りけり/野口里井

七五三勤めの母は勤め居て/楠節子

一家族車より降り七五三/三須虹秋

笊洗ふ雫うつくし七五三/山本洋子

投石は滝に届かず七五三/茨木和生

祖父同士邂逅七五三詣で/皆吉爽雨

湖の波に日が跳ぶ七五三/茨木和生

帰りには欅をまはり七五三/原田喬

七五三詣欅の葉を降らす/臼田亜浪

皆拝め二見の七五三を年の暮/芭蕉

七五三辺り走れる欅の根/高澤良一

地の神の小さき日溜七五三/原田喬

熊笹に雪のこぼるる七五三/岸田稚

沖かけて鎌倉日和七五三/大井戸辿

歩き幅合はぬ石段七五三/右城暮石

古写真右肩下がり七五三/安木文雄

七五三兄弟軍服着し記憶/田中棟麻

あまりにも銀杏の高し七五三/森田峠

俳句例:41句目~

七五三詣り合はして紋同じ/高浜虚子

七五三雲を三々五々浮かべ/松尾隆信

七五三飴も袂もひきずりぬ/原田種茅

七五三餓鬼大将も大人しく/山本孝司

七五三鳩は胸より歩きだす/大谷長平

三人の孫みなをみな七五三/成宮紫水

人生の磴のぼり初め七五三/鈴木南子

北国の瞳と髪黒き七五三/池内友次郎

午からの苗いろの潮七五三/友岡子郷

奥宮へ辿りつきたる七五三/清崎敏郎

どの組も爺婆付きの七五三/高澤良一

孫に縫ひ曾孫も着たり七五三/森輝子

宇宙服大地に転ぶ七五三/石川多歌司

山脈へ肩張る軍鶏や七五三/池元道雄

まだ栄ゆ老舗猿飴七五三/水原秋桜子

島人を渡しが運ぶ七五三/冨田みのる

手をつきて登る石段七五三/府玻昌明

手賀沼に袂うつして七五三/沢木欣一

文廟に華僑一家の七五三/下村ひろし

榛名山錦繍寂びぬ七五三/水原秋櫻子

俳句例:61句目~

ネクタイは鳩の空色七五三/後藤夜半

樹の上を風船の飛ぶ七五三/吉田汀史

母の手で蝶になる帯七五三/増田妙子

浦町の磴のけはしき七五三/石田勝彦

湯宿の子客に祝はれ七五三/斎藤朗笛

猿飴の湯島の宮の七五三/水原秋櫻子

着飾りて眠き刻くる七五三/品川鈴子

七五三その時父も母もゐし/鈴木榮子

石段を抱かれてのぼる七五三/檜紀代

磯馴松日を浴び島の七五三/館岡沙緻

祝詞聞く足を遊ばせ七五三/川原友江

神の鶏つきて歩めり七五三/和田祥子

神橋をかしこみ渡る七五三/竹内文子

神田明神飴随一の七五三/水原秋櫻子

神鶏の右往左往や七五三/甲斐すず江

神鶏の蹴爪がみごと七五三/茨木和生

七五三公耳へ騒音私耳へ鈴/香西照雄

空も海も風も真青よ七五三/太田土男

紅筆に口つき出して七五三/水口泰子

花嫁を見上げて七五三の子よ/大串章

俳句例:81句目~

道に出て煙くさきや七五三/山口昭男

七五三妊婦もつとも美しき/佐藤鬼房

雪国の子に雪の降る七五三/小川里風

七五三形揃へて銀杏散る/百合山羽公

七五三戻りの港めぐりかな/茨木和生

七五三日光をみな宮おとこ/西本一都

七五三日和の島に遊びけり/佐藤鬼房

七五三水の桑名の橋わたる/藤田湘子

七五三着くずれ直し処あり/高澤良一

七五三筥迫胸にをさまらず/八木禮子

四十にて町医老いけり七五三/相馬遷子

縫ひ上げの二重に重き七五三/下城輝畝

おねだりの僕は僕はの七五三/高澤良一

武運長久忘れし神社七五三/辰巳比呂史

不断着のままの父と子七五三/佐藤靖美

かくも小さき白足袋ありし七五三/林翔

下りつぎて鳩も胸張る七五三/遠藤はつ

その母を眺めてをりぬ七五三/鈴木鷹夫

七五三祝ふ一位を植ゑにけり/野原春醪

坂がりを泣いて通りぬ七五三/大石悦子

冬の季語
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