季語/雪間(ゆきま)を使った俳句 春の季語 2018.11.20 俳句例:101句目~ トラックが婆拾ひ去る雪間かな/上田五千石 関過ぎて雪間の粗くなりきたる/阿波野青畝 人間にくびるるところ雪間の温泉/高澤良一 生きてゐる木々の根方に雪間あり/稲畑汀子 幹立ちてひろげつつある雪間かな/皆吉爽雨 鍛ちたての鍬むらさきに雪間殖ゆ/荒井正隆 雪間萌えでてはんこたんなの面陽炎ふ/森澄雄 山毛欅描くコンテさくさく雪間どき/高澤良一 戸隠山の裏手雪間の蕗のしゅうとめ/高澤良一 負うてきしもの投げだせる雪間かな/田中裕明 藁塚すこしほどいてありし雪間かな/後藤夜半 前へ 12